今日は稀にしかない「夜勤」というものだそうで、午前9時をすぎるというのに、まだ自宅でダラダラしています。
冬タイヤへの換装に出したアクシスZはまだ戻っていません。直前に予約したら、立て込んでいて、作業は今日になってしまったそうで。
夜勤に出る前にはできるのかな。できなければ、今日は家人にクルマで送ってもらって、夜勤明けに取りに行くことになります。
一昨日あたりから、時々、みぞれ混じりの雨が降っています。もうスタッドレスでないと不安です。そして、ほかのライダーもそれは同じ。本格的な冬がやってくるから、タイヤ換装ラッシュになってしまったんですね。私もラッシュに突っ込んでいってしまいました。冬タイヤの納品日だったからですけど。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は、オートバイの持つ階級社会性について。あるいは「大排気量バイクはいいぞ!」オジサンが発生する理由について、書いてみたいと思います。
船舶に乗客として乗り込むとき一等客席と二等、三等はぜんぜん違っていて、階級社会を感じることがありますが、その比ではありません。
排気量ごとに、最高速度や高速道路が利用できるかどうか、車検があるかどうか、また税金の額が細かく分かれています。
基本的には排気量が増えるほどにできることが増え、維持費も増えていきます。
二輪の場合の総排気量/制限 | 最高速度 | 自動車専用道と 高速道路の通行 |
車検の有無 |
50cc以下のもの | 時速30Km | NG | なし |
50ccを超え125cc以下のもの | 時速60Km | ||
125CCを超え250CC以下のもの | 時速60Km (高速道路では100Km) |
OK | |
250CCを超え400CC以下のもの | あり | ||
400CCを超えるもの |
ちょっとした排気量の違いで世界はガラリと変わってしまいます。これが階級社会でなくてなんでしょうか。
この階級社会はかなり複雑です。
たとえば、私が乗っているアクシスZは、
道路運送車両法では第二種原動機付き自転車です。
2つの法律は似たような呼び名でぜんぜん別のものを指したり、排気量ごとの区分が異なっていたりでややこしいです。
維持費とできることのバランスは、125cc~250CCが良いのではないかと、今の私は思っています。
二輪は複雑な階級社会ですから、自分のひとつ上の階級が素晴らしいものに思え、自分が今いる階級がそれに比べて少しだけ、しかし決定的に貧相に思えるように仕組まれています。
あがりは「大排気量はいいぞ!」おじさん/おばさんなのでしょう。
50CCから125CCに乗り換えて、複雑な階級社会の魅力に目覚めてしまいました。
次買うときは、もっともっと排気量増やしてぇ!
アホだと思いました?
「じゃあ教えてくれよ、この仕組みの深さを破壊する方法を」と私は思ってしまうんですけどね。
なんか気の効いたオチで締めたいところですが、結論が出ない話なので、なんとなく終わります。休みってわけでもないけど、仕事を始めてるわけでもない朝って、なんか調子出ませんわ。