ライディングレコーダーの電源用に Anker のPowerCore Solar 10000 というソーラー発電機能つきのモバイルバッテリーを買ってしまいました。
私が乗っているアクシスZはバッテリー容量が比較的小さいので、本体からアクセサリーの電源を引かないという方針でおります。エンジン・スターターがまわらないというトラブルを避けるためです。アクシスZにはキックペダルがありません。
断じて言いますが、ソーラ発電機能がほしかったわけではありません。
「通勤時にライディングレコーダが消費した電力をソーラーパワーで補えば永久機関の完成や!」と考えたわけではないのです。
かつてソーラー発電機能つきの携帯電話を持ってたことがありました。そのとき私はソーラー発電機能つきの電子機器の矛盾を体感しました。
ソーラー発電には強い太陽光が必要ですが、電子機器は直射日光に照らさるとすぐに温度が上昇し、機能を停止してしまうのです。ソーラー発電機能つき携帯電話は、太陽光で動作することはありませんでした。悲しい思い出です。
私は愚かですが、それでも失敗からは教訓を得ます。ソーラ―発電に過度な期待を抱くな。取り付けるだけで満充電になる永久機関のようなシステムは作れないと。
このモバイルバッテリーの色が好きで買ったわけでもありません。アクセントカラーの水色は好きな色ではないのです。でも、この製品は水色一色だけの展開なのですよ。私には水色が選定された理由がわかりません。Ankerのコーポレートカラーなんでしょうか。
要らないといえば、LEDライトも要らないです。私はだいたいLEDライトを携行しているからです(ちなみに、LEDライトは中国のブランドではなく、日本製ならGENTOS。外国製ならLED LENSERが良いと思ってます)。
好ましくない要素はいろいろありますが、それでも、このモバイルバッテリーを買ったのは、信頼のAnker製であることと、IP64レベルの防塵 / 防水性能があることからです。砂や粉塵の侵入を防ぎ、水の飛沫による有害な影響を受けないレベル。通勤時にオートバイにつけてライディング・レコーダーの電源にするのに適しているように思えます。
普段使っていないスマートフォン取り付け用の台に挟んでみました。私が使っているiPhone8 よりひとまわり大きく、厚さは数倍もありそうですが、なんとか固定できました。外れると嫌なのでさらにゴムバンドで挟んでいます。
給電/充電するプラグを刺す部分は完全には防水されておらず、内部に水が入る可能性があるので、プラグ差し込み部分をやや下向きにして水が流れ込まないようにしています。
このモバイルバッテリーでソーラーチャージしようとしているようにも見える固定方法な気がして、そこは嫌なのですが、あまり邪魔にならず、モバイルバッテリーの状態が確認しやすいようには思えました。好きではない水色の枠もメーターの色味からするとそう奇異には見えていないのではないでしょうか。
とりかく、明日からこれで走ってみて改良していこうと思っています。
ちなみに Anker PowerCore の現行版は私が買った10000 から容量倍増で同20000 という名称。私はスマホホルダーに取り付けたかったので、薄手で軽量な100000を購入したけれど、容量がほしい方は20000がいいかもしれません。IP65で防水度もアップしてます。