アキレウスの踵のように - 通勤ライダーの小さな旅 with アクシスＺ

ウインドシールドにナックルバイザー、N3-Bミリタリージャケットにオーバーパンツ。アクシスＺに乗る私の防寒はもはや完璧の域に至ったと思いこんでいた。しかし、そうでもないと今日わかった。

英雄アキレウスの踵。アキレウスの母テティスは、息子を不死の体にするために冥府を流れる河ステュクスの水に息子を浸した。だが、テティスの手がアキレウスの踵を掴んでいたためにそこだけは水に浸からず、踵だけは不死とはなっていなかった。

私の場合、オーバーパンツから出ている足首がウィークポイントだった。靴下１枚でしか守られていないから、寒さに弱いのだ。足首が寒すぎて痛いくらいである。

「さむいよぉ！　たすけてー!!」

ほかの箇所が完璧に温かいがゆえに、足首の寒さが辛すぎる。

革靴の上からレッグカバーの類をつけたら良さそうだと思いつつ、手持ちのロングブーツで通勤してもいいんじゃないかとも思い迷っている。

迷っているうちに春がやってきてくれないかなあと思っているのだけど、その前に大寒が来るから、何か対策うつしかないな。