通勤ライダーの小さな旅 with アクシスZ

ヤマハの原付二種スクーター「アクシスZ」と共に日々を旅する

通勤中15分の寒さ我慢大会に必要なもの

冬場のスクーター通勤は寒い。私が通勤している距離は片道6.5キロ。朝夕それぞれ15分ほどかかる。15分ほどの寒さ我慢大会に2度強制参加させられる毎日だが、それを楽しいと思えるかどうかは装備しだいだ。

 

厳冬期に突入し、今年もゲイター(スパッツ)をつけるようになった。靴とオーバーパンツの間を覆い寒風を遮る装備である。

通勤時にブーツを履けば要らなくなる装備だとは思うが、二輪車の積載量は四輪に比べようもないくらい少なく、ショートブーツでさえメットインスペースを圧迫する。そもそも、脱いだ防寒着だけでメットインスペースやリアボックスは満杯に近いのだ。無理してブーツなど入れたくもない。勤務先に着いたらもう使わない装備じゃないか。ゲイターなら、さほど嵩張らない。

 

使い捨てカイロの類は使っていない。寒さ我慢大会中の15分間に暖かくなってくれないから。大会終了後に発熱されても困る。職場も家も寒くはないからだ。道中に発熱体がないことがさらに寒さ我慢大会らしさを増強しているとも言えるか。

 

今年から導入したものとして、スーツとN3-Bジャケットの間に着るフリースがある。

形状は下記のものに近いが、胸ポケットはなく、サイドのポケットのジッパーに布の補強はない。帯電防止処理が施されたものでパチパチしない。しまむらで買ったもので税別1500円ほどの安物というのが最大の違いか。防寒性能は悪くない。

襟が立っているため、首から入ってくる冷気を遮断してくれる。マフラーでも同様の役をこなしてくれるが、胴体がさらに暖かくなった。ただし、N3-Bコートはフリースの反発力でパッツンパッツンだ。転倒した時の安全性が高まっていそうに感じるほどの弾力がある。

 

もうすぐ新型コロナは5類認定され、マスクのない社会が戻ってくるようだが、通勤時には防寒フェイスガード的にマスクをかけ続けるかもしれない。ジェットヘルメットを被っているので、巻き込む風が頬に寒すぎるのだ。

 

フェイスカバーや、バラクラバ(目出し帽)なんかをつけても悪くないのだけど、ニンジャスレイヤーだかサバゲーマーっぽくなるのが通勤に似合わないという感もあるので、マスクを防寒用に使っている。

 

 

そんな感じで、去年とくらべてフリースが加わり、少しだけ装備充実した寒さ我慢大会になっている。ぜんぜん寒くない。が、去年はフリースなしでも全然寒くなったので、1年分年老いて寒さに弱くなったということかもしれない。

 

来年はどんな装備を追加することになるのだろう。楽しみでもあり、心配でもある。

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