2022/4/20にチオグリコール酸アンモニウムを主成分とする泡タイプのケミカル「ネジザウルスリキッド」で錆取り作業をしたリアキャリアがまた錆びてきました。
酸化してできた赤サビを還元したところで、塗装がしっかりしていなければ、また酸化されて赤サビが復活してしまう。いちおう酸化防止のためにクリアの塗料を吹き付けておいのですが、期待したほどの効果はありませんでした。
やはり、腐食を進行させる赤さびを安定した黒錆に転換させる転換剤を使うしかないようです。
黒錆に変化するとサビはそれ以上進まなくなります。
赤錆転換防錆剤を塗布して30分ほどで、下記の写真のような黒々とした状態になりました。
テカっているのが気になりますが、赤く錆びついているよりはマシかな。
そのほか、気になった箇所を黒錆に転換。
リアキャリアのような可動箇所がなく強度が要求される箇所は黒錆化加工でいいと思うのですが、黒錆化には問題もあります。
いちど黒錆化したところは、もう錆取り剤を使っても、元の鉄には戻らないという点です。ネジザウルスリキッドの説明書にも、黒錆はとれないと書いてあります。
黒錆化加工って、錆取りの敗北宣言なんすよ。
まだ、なんとかなる部品はサビをとってやるに限ります。