通勤ライダーの小さな旅 with アクシスZ

ヤマハの原付二種スクーター「アクシスZ」と共に日々を旅する

排気量だねオートバイは でも原付二種の良さもある

帰り道、スポーツバイクにブチ抜かれた。

「速っ!!」

恐怖を感じるほどの速さだった。

よく見れば、あれはヤマハのMT-9ではないか。排気量 888cm3だ。そりゃ、速いさ。

 

排気量からくるパワーの違い。原付二種が大型バイクに敵うわけがない。

 

クルマに比べて全幅が狭く加速が得意なバイクは片道二車線道路でもあれば、ヒラリヒラリと前のクルマを躱して先に進んでいくことができる――それなりの排気量があればだけど。

 

小さくなっていくテールライトを眺めながら、いいなあとは思った。けれども、私は大型二輪の免許は持っていないので、乗れもしないマシンだし、パワーの違いは値段の違いでもあるから、ため息を漏らすほどではなかった。

 

片道6キロの通勤に使う乗り物として、普通二輪は維持費が高い気がする。私が持っている免許では399CCまで乗れるが、車検があると維持費が高くなるし、ファミリーバイク特約で乗れないのも割高感を感じる。むしろ、もうちょっと金かけていいなら、自動車のほうが快適かつ安全な分だけいいくらいだ。リターンライダーの事故率は高そうだし。

 

大排気量の加速性能は羨ましいけれども、原付二種には最高速度が要らない。下道しか走らないから100キロ以下で事足りる。トバしても速度超過で捕まるだけだ。

 

普通二輪には雪道を走れないという弱点もある(普通二輪用の冬タイヤなんて見たこともないんだけど、あるんですか?)。

 

いろいろ検討した結果のアクシスZなのだ。ロマンは欠片もないが、実用性はある。さらに実用性を引き出す遊びに目を向けたほうがいいのだろう。

 

それでも、249CCまでなら車検要らないから、次はちょっと排気量上げちゃおうかなとは思ってる。オートバイは排気量なんだよなあ、まったく(この件、思考がループする)。

 

あいつには負けたくない…カブは常に意識してる

YAMAHA アクシスZを駆る通勤ライダーである私にはライバルがいる。仮想敵と言ってもいい。それはHONDAのカブである。

原付一種のHONDA TODAY から125CCの原付二種に乗り換える時(と言っても、TODAYもずっと家にあるが)、周りからはカブを買えばいいと薦められた。

 

カブ!? 嫌なこったね。カブが好きなら、最初っから買ってるはずだ。原付一種にもカブはある。私は原付バイクのなかでカブが最高だとは思っていない。

 

カブは燃費が良い。それは紛れもない事実だ。

だけど、遅い。ガシャコン、ガシャコンと遠心クラッチのギアチェンジする音がうるさい。燃費では勝てないが、加速のスムーズさはスクーターが上だと信じている。

 

気になるのは積載量だ。負けたくないのは、そこだ。

 

カブには座席下の収納スペースがない。アクシスZは座席下に37.5リットルの収納スペースがある。ここではアクシスZが勝ってるわけだ。

 

最近はハンターカブもクロスカブもスパーカブC125もフロントバスケットをつけないのが主流になっているようなので、タンデムシートとリアキャリアに積載できる容量が負けていなければ、カブにアクシスZは完勝できる。

 

(フロントバスケットが前照灯の下にあると、夜間走行時に大きな影ができて視界が悪くなるし、ハンドルに荷重をかけるとハンドリングは悪くなる)

 

というわけで、通勤ライダーは売られてもいない喧嘩をしようと、日夜、爪を研いでいるところなのだ。

 

「僕はあの人に勝ちたい」

 

どっかで聞いたことのあるセリフを呟きながら。

 

サイドバッグ検討のためにシート幅を測る

荷物はもっと積めるようにしたいけれど、重心はこれ以上あげたくない。

だから、サイドバックを購入したらいいんじゃないかと思っている。

 

しかし、左右が繋がったバッグは私のアクシスZに載せられるだろうか。座席下に収納スペースがあるスクーターの座席は幅が広い。アクシスZだといちばん広いところだと35センチぐらい。

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この箇所に取り付けるとするなら、下記のバッグなどはつかない可能性がある。

バッグ中央の渡し部分は30cmで、ストラップの長さは11cmから31cmまでに調節できると設計しており、愛車のシートまたはリアキャリアの幅は30cm以内で、紐を通せるような所があれば、取付は可能です。

 

と言っても、それは最も幅が広いところということで、後にずらせられれば、幅30センチに満たない箇所もある。

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左右が完全に一体ではないサイドバッグを選べば、幅の調整が効くようだ。

左右別体のものならば、サドルに跨がせるのではなく、リアキャリアのバーから吊るしてやりたい。そうなればバッグを外すことなく、座席下にある荷物スペースに手が届く(私のアクシスZはYAMAHA純正のリアキャリアではなく、ATLASのロングタイプをつけているので、タンデムバーとほぼ並行にキャリアのフレームがある)。

通勤に関しては、現在の積載量で問題はない。すぐに大荷物を積む予定もないので、もう少し考えてみたいと思う。キャンプ用品兼避難用品はどれぐらいの量があるか、また、それを積むにはどうするのが適切か。

冬タイヤ➔夏タイヤへ換装 初回点検も そして気になる錆び

アクシスZを買ったバイク屋で冬タイヤから夏タイヤへ換装してもらった。

 

冬タイヤは平べったくて、バンクするとコーナリングで接地がなくなり一気に転倒する可能性があった。このため、バイクらしからぬハンドルで曲がる運転をしていたことがあったが(低温でタイヤが固さが増していた厳冬期に顕著)、これからは普通に曲がれる。普通に気持ちいい。私の冬は今日やっと終わったのだ。

 

初回オイル交換時にしてもらうのを忘れていた初回点検もしてもらう(こっちから言わないとやってもらえないものだったみたいね。今までつきあってきたバイク屋だと向こうから言ってくるぐらいだったけど。なんか行き違ったわ、今回)。不具合はなしと言われた。

 

だけど私は気づいてしまった。分解しないと取れない位置に錆びがでている。

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嫌な感じだ。

 

今まで乗ってきていたホンダのバイクではあんまり錆が気になったことがない。錆びそうなところは黒く塗ってあったりツヤ消しの表面だったりしたから(たぶん亜鉛メッキ)。

 

アクシスZの部品はなぜこんなピカピカ光る加工をしているのか、光るから錆が気になるじゃん。こういう所作がしたければステンレス素材にしとけよ、と思う。

 

錆対策考えないといけない。それは後日。

薪の火力と熾火のぬくもり

防災用に購入した焚き火台。

gen2.hatenablog.comこの前は、炭火で簡単にテストしたのですが、裏庭でのキャンプごっこが楽しかったので、今日は薪で簡単な調理をしてみることにしました。

薪への火の付け方は簡単です。

丸めた新聞紙➔焚き付け(細い薪あるいは細く割った薪)➔太い薪

の順に組んでいけば、着火剤も不要で炎が広がってくれます。

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十分な火力になったら、調理に移ります。今日はホットサンドメーカーに挟んで肉などを焼いてみました。

上記はわりと大雑把な作りのホットサンドメーカーです。しかし、大雑把だから良いのです。サンドイッチ以外のものを焼くことができます。

 

生肉を入れて……。

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蓋をして焼きます。ホットサンドメーカーは両面が使えますので、トングなどでひっくり返す必要がありません。ホットサンドメーカー全体をクルッとまわして裏面も焼くことができます。

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燃え上がっている薪はけっこうな火力があります。焼き加減はホットサンドメーカーの蓋を開ければわかります。焼けたら取り出しましょう。

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焼いている間に日が暮れてしまいました。

春の宵は肌寒く、炎の熱がありがたかったです。コットンのパンツでなかったら燃え上がっていたのではないかと思えたほどの熱量。

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炎を眺めながら飲むビール。悪くありません。ウイスキーも飲みたかったけど、切らしてました。残念。次回は飲むぞ。

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薪が燃え尽くした後には熾火が残ります。これもまた温かい。

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いつまでも火遊びしていたかったのですが、うちの町内はバーベキュー等調理以外での裸火を禁止しているので、消防署に通報されないうちに水をかけて消火しました。

 

薪はまだ少し残っているので、また薪で調理したいなと思います。

今度こそ、アクシスZでどこかに行ってかな!?

運転用のサングラスを買った

バイク通勤用ヘルメットのシールドはクリアと決めている。必ず帰りは夜間走行になるため、視界は明るいに越したことはないから。

 

しかし、春になって昼の日差しが強くなってきた。加齢のせいか陽光が眼に突き刺さる気がする。

 

そこで運転用のサングラスを購入した。メガネの上からかけられるもの。

 

かなり大型で目立ちすぎるので通勤には向かないけれども、遊びに行く時には役立つと思う。UVカット機能つきの偏光レンズが入っているから、バイクを降りて釣りする時にもいいかもしれない――釣り道具を集めたりするほどではないが、釣り堀で遊んだことはある。

今日さっそく使ってみることにしよう。

 

【追記】サングラスはいい感じに使えました。しかし、コロナ禍が続く昨今、耳にかけるものがありすぎるかもしれませんね。私は持っていませんが無線のレシーバーなんかもかけたら、もうホント、耳たぶの負荷ありすぎ。

サラリーマン風の服で通勤できる季節

春。桜の花も咲き、通勤ライダーがサラリーマン風の服装ができる季節がやってきました。

 

冬の通勤ライダーは寒さと戦うために、極地用に開発されたコートであるN3-Bを着込み、オーバーパンツを履いて、下に着ているスーツが完全に隠蔽され、サラリーマン離れした格好になっていましたが、今はスーツの上にステンカラーのコートをさっと羽織るだけです。

羽織ったコートを脱ぐとボディプロテクターが出てくるヘンタイ仕様なのは内緒です。

 

やっぱ二輪通勤は危ないから、防具は必要ですよ。

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