通勤ライダーの小さな旅 with アクシスZ

ヤマハの原付二種スクーター「アクシスZ」と共に日々を旅する

通勤ライダーは、せっかくの有給休暇を用品の修繕にあてる

年間5日以上とるようになっているので、今日は有給休暇をとりました。

 

せっかくの休みですが、ミニ人間ドックと通勤スクーターの修繕で終わりそうです。

 

まず、買って1ヶ月ばかりのリアボックスの修理。

バイク用 52L 大容量 リアボックス トップケース ベース付 無塗装ブラック Eタイプ

バイク用 52L 大容量 リアボックス トップケース ベース付 無塗装ブラック Eタイプ

 

昨日、2つあるヒンジのひとつが壊れているのを発見してしまったので仕方ありません。ヒンジといってもこのボックスは安物なのでピアノ線か何かを通してあるだけなんですよね。それが抜け落ちてしまってました。

 

ホームセンターにボックスを持ち込んで、現地で必要な針金の太さを調べると、#14(2.6ミリ)の被覆された緑色の針金が合うようだったので(逆にいうと、ホームセンターで、その太さの針金はそれしかなかった)買って帰って、ニッパーで切り、力いっぱい差し込んで終わりにしました。

 

差し込んだだけじゃまた落ちるよ、と言われる方も多いでしょうけど、安物に手間暇かけて直しても、別のところが悪くなるほうが早いので、応急処置を繰り返したほうがいいように思います。私の素人修理は精度がでていないので、力まかせに突っ込んだ針金が曲がったりして、期せずして脱落防止の効果を持っていたりもします。

 

YAMAHA(ヤマハ) ハンドルカバー原付用(1種・2種)ブラック Q2J-KOM-Y01-001

YAMAHA(ヤマハ) ハンドルカバー原付用(1種・2種)ブラック Q2J-KOM-Y01-001

 

針金を買いに行く時、やっぱりハンドルカバーがまとわりついて、危ないと思ったので、手が入りやすいようにパックリと切ってやることにしました。前の日にリブ編み部分も外してあるのに、ぜんぜんダメだったんですよ。

 

そして、ダメと思うともうトコトン嫌いになるタイプのやつですわ、これは。

 

だって、咄嗟の時にウインカーやスターターの操作ができないから。軽快さをもって安全を生じさせている二輪車にとって致命傷です。

 

リブ編み外して、ガワを切ってもダメなら、こんな、冬場に素手でオートバイに乗ろうというライトユーザ向けのアイテムなんて捨てちまいます。YAMAHAもコミネも通勤ガチ勢のことぜんぜん分かってないです。がおー!(突然の咆哮)。

 

【追記】昼にハンドルカバーの使い勝手を試してみて、いちおうこれで良いかなという按配になりました。いったんハンドルカバーを外し、厳冬期まで眠ってもらうことにします。

 

スクーターならキャンプよりもホテルや旅館に泊まりたいし、大荷物感も出したくない

はっ! すみません。

油断してたら、自分のこと『ゆるキャン△』の志摩リンだと思いこんでました。アブナイ、アブナイ(本当にアブナイ…)。

 

ゆるキャン△ 11巻 (まんがタイムKRコミックス)

同漫画と、それを原作とするアニメやドラマの影響でキャンプ人口、ならびに二輪でキャンプする方の人口も増えていると聞きます。

 

私も毎日、通勤でキャンプに行くんじゃないかと思えるほどの荷物を積んで家と勤務地を行き来しているのですが、志摩リンとの決定的な違いは、キャンプよりグランピングより、普通にホテルとかに泊まりたいということですかね。それ以外はほぼ志摩リンなんですが。いやはや残念、ざんねん。

 

オートバイというのは、埃や雨風を受けるもので、汗もかけば、ときには涙さえ出るという過酷な乗り物でもあるので、たどり着いた先には、お風呂と清潔なベッドがあってほしいというのが私の望みです。

 

この感覚は、自分が仕事で出張に行く時と変わりませんし、バス旅でビジネスホテルへの宿泊とハズレのないカレーライスを求めてしまう漫画家の蛭子能収さんと同じなのかもしれません。

 

つまり、あんまり志摩リンではないですね。というか、スクーターに乗っていること以外は微塵も志摩リンと同じところないですね(コアなファンの方、すみませんでした。私も「ゆるキャン△」好きです)。

 

宿泊することがあれば、ホテルとか旅館への宿泊か、グランピングあたりまでにしたいと思います。民宿とかキャンプはできれば避ける方向で。

 

スクーターで出かけるときの私のささやかなこだわりとしては、積載物が大げさでないと良いと思っています。これはひょっとして志摩リンもそうじゃないかなと思っているところですが(まだ言う)。

 

座席した収納もないオートバイなら積載物でタンデムシートやキャリアが山盛りになるのはまあ分からんでもないんですが、あまりに荷物がいっぱいだとちょっと引いてしまいます。

 

特に下記のような寝床に敷くマットを剥き身で見せつけるようにして積載している方をみると、

「時代劇に出てくる『夜鷹』ですか?」

と思ってしまいます。ヨガマット抱えている人みてもそう思うので感覚がオッサンすぎるのでしょうね。やっぱり志摩リンじゃないな、私は。

 

キャプテンスタッグ EVA フォームマット 56×182cm M-3318

キャプテンスタッグ EVA フォームマット 56×182cm M-3318

 

私が乗ってるアクシスZには座席下に37.5リットルの収納スペースがあり、キャリアには容量52リットルのボックスもつけているので、合計89.5リットルの荷物を持ち歩けます。これだけあれば、一泊旅行ぐらいはできるでしょう。しかも、いつもの通勤時と同じスタイルで。

 

さらに積載が必要な場合は、まだ誰も座ったことのないタンデムシートにバッグを固定してあげればいいと思っています。たとえば、デイトナ ヘンリービギンズのシートバッグ、バックパック兼用のものが20リットルの容量を追加してくれます。現地でも荷物持ち歩きにも便利に思えます(通販サイトで画像を見てはヨダレを垂らしています)。

 

デイトナ ヘンリービギンズ バイク用 シートバッグ&バックパック 20L 2WAYシートバッグ DH-751 21773

デイトナ ヘンリービギンズ バイク用 シートバッグ&バックパック 20L 2WAYシートバッグ DH-751 21773

 

万が一、マットを運ぶ必要があれば、夜鷹にならないですむようカモフラージュしたいです。今のところ、枕として使えるような素材のカバーで包んだらどうかなと思っています。必要ができたら詳細を検討しましょう。

 

私が住んでいる町の地形や交通量からすると、家を中心に75キロぐらいが行動半径になりそうだと思っています。そのなかで何か楽しみを求めていきたいと思います。

スクーターの乗り方の上手い下手を言う人はいないから気が楽だよ

今日は「鬼滅の刃」で言うところの「お前も鬼にならないか?」という話をします。

 

「スクーター」通勤をしても所定の手続きをすれば何も言われないが、何故か「ギアつきオートバイ」で通勤をしようとすると、上司からひと言、ふた言、説教を受けるという習わしが私の勤務する会社にはある。

 

エンジンがついていて、タイヤはどっちも同じ2本。止まるだけでも転ぶし、走って転べば大怪我をしたり、死んだりするところに変わりはない。だけども、同排気量でも「スクーター」は安全で「ギアつきオートバイ」は危険だと思われているらしい。

 

統計的に「スクーター」と「ギアつきオートバイ」のどっちが事故が多いか知りたくなり、ちょっと検索したけれども、みつけることができなかった。

 

だけども、「スクーター」で事故る奴がいるとは誰も思っていないようなのだ。実際には「スクーター」の事故で死んでる人もいるのに。

 

「スクーター」なんて誰でも乗れると思われているから、「スクーター」の乗り方の上手下手を言う人もいない。

 

「ギアつきオートバイ」だったら「おまえ、運動神経ないんだから、やめろ」とか言われたりする。オートバイという乗り物がスポーティーさを主張してきた結果、スポーツが苦手なやつには乗れない乗り物だと思われているのではないか。二輪の免許を持っていない人でも、「ギアつきオートバイ」の搭乗姿勢にいちゃもんつけたりする。ああいうの、なんなんだ。免許とってから言えってばよ!

 

それはさておき…。

 

私はクルマはオートマが好きだし、もっといえば、自動運転でいいと思ってるくらいだ。そして、いまや二輪もオートマでいいんじゃないかと思っているのだ。

 

普通二輪の免許を持っているけれど、もうクラッチ操作やギアチェンジが面倒くさいのだ。ああいう操作は本来、人間がやらなくていいものではないかと思うようになった。「儀式」は要らないんだと。

 

カーブに何速で突っ込もうが、どんなふうに出てこようが、シフトチェンジのタイミングが遅かろうが早かろうが、ラインどりがどうであろうが、正直、みんなどうだって良くないかな。時間内に無事到着できるなら、その過程はどうだっていい。極端なことをいえば、二輪も自動運転でカーブをクリアしてくれていい。

 

「スクーター」の乗り方の上手い下手を言う人はいないから気が楽だし、ひょっとして、走る(アクセル)、曲がる(ハンドル)、止まる(ブレーキ)しかない操作系って、理想の域に到達しているのではと思ったりしているのだ。

 

「何言ってんだ、お前はアホか!」と思った大排気量オートバイ乗りのあなた。排気量が大きいとギアチャンジしなくても走るから楽だわと思ったことはありませんか。イージークラッチとか油圧クラッチをつけたり、セミ―オートマ化を夢想したことはありませんか。それはすべてスクーターと同じ「楽々思想」です。時にはスクーターにも乗って、上手い下手言われないゆるい世界を楽しんでみてくださいよ。

 

私はといえば、アクセルスロットをひねるだけで思いのままに加速する大排気量のスクーターに憧れはじめているところです。ホンダの「フォルツァ」とかスズキの「バーグマン200/400」とか、ヴェスパの「GTS250」とかアプリリアの「スカラベオ400」とか、今よりもっと楽なんだろうなあ。楽しいんだろうなあと…。このクラスのスクーターでも上手い下手を言われないといいけど…。

 

あれっ? 「お前も鬼にならないか」じゃなくて「ミイラ取りがミイラになる」話じゃないか、これ…。

いざという時に危険なハンドルカバーの改良 洋裁の時間が始まる

Y'S GEARのハンドルカバーの入り口は厚手のグローブには狭すぎるというお話の続きです。

 

アクセス解析からすると、みんなこの話題には飽きてるっぽいですけど、私は商品紹介ブロガーでも、楽しさばかりを提供するエンターテイナーというわけでもないので、自分の通勤をもっと快適にするために、もうちょっと、ハンドルカバーの改良を続けます。

 

つきあう必要はありません。でも、あなたの生活をよりよくする、ちょっとしたヒントはあるかもしれませんよ!

 

今までの経緯を知りたい方はカテゴリー「ハンドルカバー戦記 」をご覧になってください。

 

さて、取り付けたハンドルカバーですが、厚手の手袋をした状態だと、グリグリと力づくで手を突っ込めが入るけれども、手を出してヘルメットのシールドをあげたり、ミラーの位置を調整したりといったライダーとしてありがちな動作をした後で手を戻そうとした時、イライラするぐらい手が入らないことがわかりました。

 

咄嗟の操作ができないと危険です。そして、危険は通勤ライダーの敵です。

 

下記のYAMAHA、Y's GEAR のハンドルカバーのやり方、正しくないよ。こんなスリルなんて要りません。

YAMAHA(ヤマハ) ハンドルカバー原付用(1種・2種)ブラック Q2J-KOM-Y01-001

YAMAHA(ヤマハ) ハンドルカバー原付用(1種・2種)ブラック Q2J-KOM-Y01-001

 

 

 

まずは、内側のリブ編みの部分を外してみました。これで若干、使いやすくなったと思います。リブ編みを外すには、下記の道具を利用しました。糸切りリッパーという名で呼ばれているものです。

クロバー(Clover) リッパー 40×155×9mm 21-501

きれいに糸を切っていけるので、改良作業の手始めにお薦めです。

 

購入の時間は終わり、洋裁の時間が始まりました。どこまで改造すれば、安全で快適なハンドルカバーを私は手にすることができるのでしょうか?

 

 

 

別のヘルメット用に曇り止めを追加注文する

つけておけば曇らないので、別のヘルメット用に下の写真の曇り止めを追加発注。

やっぱり曇らなくなりました。素晴らしい!

 

RunWind 曇り止めシート ヘルメット ピンロックシート バイク くもり止め シールド (フルフェイス)

RunWind 曇り止めシート ヘルメット ピンロックシート バイク くもり止め シールド (フルフェイス)

 

写真はフルフェイス用です。ジェット用はやや上下に幅広いです。

 

アタリを引くとリピート発注してしまいますね。

 

 

Y'S GEARのハンドルカバーの入り口は厚手のグローブには狭すぎる

Y'S GEARのハンドルカバーの入り口は厚手のグローブには狭すぎるというお話。

単独でもお楽しみいただけますが、下記2つの記事の続きです。

 

第一話

gen2.hatenablog.com

 

第二話

gen2.hatenablog.com

さて、取り付けたハンドルカバーですが、厚手のグローブをつけると入り口のリブ編みの部分がかなり窮屈です。もっとガバガバでないと手の出し入れがスムーズにいかず、危険ですらあります。思わず、何らかのシモネタを言いそうになってしまうくらい窮屈なのです(内容は想像にお任せします)。

 

YAMAHA(ヤマハ) ハンドルカバー原付用(1種・2種)ブラック Q2J-KOM-Y01-001

YAMAHA(ヤマハ) ハンドルカバー原付用(1種・2種)ブラック Q2J-KOM-Y01-001

 

「さすがに純正、アクシスZにぴったりつきました。取り付け方法は添付された厚紙に書いてあって、取り付け時間もさほどかかりませんでした」と書きましたが、サイズがぴったりすぎて余裕がないので、リブ編み部分を切ってはどうかいう検討を始めました。

 

前回、「YAMAHAさんらしい小ぶりで洒落たデザインのハンドルカバー」という表現は意地悪な京都弁で「YAMAHAがやりがちなチマチマしていてデザインばかり優先させた実用性に欠けるハンドルカバー」という意味になってしました。

 

なんてことでしょう。本当にリブの部分をぶった切るだけで改善されるのか、先行事例にあたることを含めて、真剣に検討していかなければなりません。

 

いい方法をみつけたら、このブログでご報告いたします。ではでは…。

 

マイカー通勤だとお金が減るから原付通勤にしたんだけど、気づくと大損こいてるから、スクーターを遊びにも使うね

 

「勤務地の近辺だと会社で決まっている駐車場代補助の額から6000円ばかりはみ出してしまうんで、駐車場代かからない二輪で通勤したいんですけど、ダメですか?」

 

「バイク通勤は危ないので、ちょっと…。スクーターやスーパーカブで通勤している人は他にいるのでいいですけど…」

 

「スクーターです」

 

「でも、車両の補助はありません。ガソリン代しか出ませんが、いいですか?」

 

「いいですよ!」

 

という感じで、金勘定からスクーター通勤を始めたのだ。月額マイナス6,000円の駐車場は年間でマイナス72,000円。3年でスクーターが買える金額になるし、私はすでにホンダのスクーター「トゥデイ」を持っていた。

 

私も節約できるし、会社も車輌借り上げ費なるものを節約できる。おそらく環境にも優しくて地球もお得。大岡裁き的な素晴らしい決断だったと思う。

 

しかし、原付一種であるホンダ「トゥデイ」に飽き足らず、原付二種のヤマハアクシスZ」を購入してしまって、もう単純な収支の世界では無くなった。

 

アクシスZ」を通勤用だけにしておくと、永遠に大損になってしまうので、通勤以外のことに使っていくしかない。べつに強迫観念にかられているとかではないけど、何か楽しいことにも使っていかないと、今までの大岡裁きを超えることはできないのだ。

 

というか、本当は通勤が楽しくなっているんでそれでオーケーとも思うのだけど、それはさておき、ご近所ツーリングにでも行ってみようかなと思っている。

 

本当の「小さな旅」はきっとこれから始まるのだ。

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